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【S8使用構築】おにフレリザードン+ポットデスバトン

シーズン8お疲れさまでした。

今シーズンからは「鎧の孤島」で解禁された新ポケモンも使用可能となり、環境にも大きな変化がありました。
そんなシーズンでも最終順位3桁を目指し、シーズン中盤までは1,000位~2,000位をキープできていたのですが、一時連敗が続き20,000位まで一気に落ちてしまい、最終3,050位と振るわない結果に。

中途半端な結果になってしまいましたが、自省と区切りをつけるため今回使用し板構築を書き残しておこうと思います。



【構築の経緯】
S6、S7と使用しているポットデスのからをやぶるバトンを引き続き使用。
構築のメインとなる「HBしろいハーブポットデス」、先発要員として高い信頼を置く「きあいのタスキエレザード」、バトン先として性能の高い「いのちのたまギャラドス」と「とつげきチョッキドリュウズ」を引き続き採用。
前期終盤に使った起点作り要員の原種キュウコンの使用感が悪くなかったが、ひでりを必要とする場面もなかったので、同じ技構成と素早さを確保できてより高い耐久を持つ「おにびマジカルフレイムリザードン」を第2の起点作り要員として採用。
この5匹は最後まで変えることがなかったが、最後の1枠は序盤からかなり流動的で、第3の起点作り要員や第3のバトンエースをいろいろ試していたが、最終的にポットデスとの相性補完に優れるあくタイプとしてオーロンゲを採用した。

結果的に、「鎧の孤島」で追加された新要素が一切入っていないパーティが完成した。


【パーティ構成】
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1.エレザード@きあいのタスキ すながくれ
おくびょう 137-x-72-161(252)-115(4)-177(252+)
10まんボルト/ハイパーボイス/くさむすび/へびにらみ

2.ギャラドス@いのちのたま じしんかじょう
ようき 171(4)-177(252)-99-x-120-146(252+)
たきのぼり/とびはねる/じしん/ストーンエッジ

3.リザードン@たべのこし もうか ※キョダイ個体
おくびょう 178(196)-×-106(60)-130(4)-107(12)-165(236+)
・ようきエースバーンのいのちのたまダイジェットを最大乱数以外耐え
・最速ウーラオス抜き

4.ポットデス@しろいハーブ のろわれボディ
おくびょう 159(188)-x-116(244)-154-134-110(76+)
シャドーボール/からをやぶる/ちからをすいとる/バトンタッチ
・A252れんげきウーラオスのすいりゅうれんだ+アクアジェット乱数耐え
・A特化ゴリランダーのハチマキGFグラススライダー耐え

5.オーロンゲ@オボンのみ いたずらごころ ※キョダイ個体
いじっぱり 181(84)-187(236+)-91(44)-x-96(4)-98(140)
ソウルクラッシュ/ふいうち/ドレインパンチ/みがわり
・+2キョダイスイマで無振りDエースバーン乱数(85.4〜100.9%)
・S+2で準速ドラパルト+2

6.ドリュウズ@とつげきチョッキ かたやぶり
いじっぱり 191(44)-179(60+)-81(4)-x-116(244)-128(156)
・じしんでH252B4ロトムを確定
・S+1で最速エースバーン抜き(実数値126)近辺を意識


【個別解説(採用順)】

○エレザード
S6、S7に引き続き使用。安定の先発カバルドンハンター。
シーズン序盤にジバコイルと先発対面する機会が目立ち、みがわりから有利を取られないようにハイパーボイス→なみのりにしていたが、終盤はハイパーボイスがないために選出しづらくなりカバルドンを通されることがあったため元に戻した。
後述のリザードンと苦手な相手をカバーしあえているため相性はよかった。
相変わらず特性判別前にみず技を撃たれる機会が多い。もっとかんそうはだの知名度を上げてほしい。
スカーフれんげきウーラオスにすいりゅうれんだを撃たれて何もできず落とされた時は思わず固まってしまった。

○ポットデス
パーティの主役。今回の新規追加要素に対してもいい感じに耐えられるため、調整はS6から変更なし。
いちげきウーラオスやキョダイ御三家など対面では厳しい相手も増えたため、より先発の起点作りが大切になった。
今シーズンの構築は特にポットデスに依存した構築になっているため、ポットデスの出来が勝敗に直結する場面が多かった。
新規追加相手には若干耐久が足りないケースが多いため、最速ギャラドスが減少しているようであればSから耐久に回すのも要検討。ゴリランダーを相手にする場面が多いので、フィールド回復量が減少する16n-1調整は必要ないかもしれない。

○ギャラドス
バトンエースその1。じしんかじょうによってどんどん強くなるお化けアタッカー。
今期はゴリランダーの流行によるくさ弱点持ちの減少、それに対するパッチラゴンの増加を感じたため、パワーウィップをじしんに変更した。
きっちりバトンを繋げばポリゴン2も一撃で吹き飛ばせるが、過剰火力になっている場面がほとんどだったため、出しやすさが向上するいかくに変えてもいいかもしれない。

○ドリュウズ
ギャラドスと同じくS7から採用しているバトンエースその2。
ミミッキュやジバコイルなど特性によって一撃を耐えてくる相手がいる場合や、耐性ととつげきチョッキを生かして特殊相手にバトンを繋ぎたい場合の選択肢。
ダイマックス技で火力も耐久も上げられるためバトン先としては一番安定感があった。

○リザードン
今シーズンからの参戦。エレザードと双璧をなす先発要員。鬼火外したツイートでおなじみ。
初手ダイマックスを意識させて相手の思惑を外し、ポットデスの起点を作る。
元はS4で育成した個体。そこから「ウーラオス抜き」「エースバーンの珠ダイジェット耐え」「ダウンロード調整」の3点を意識して振り直した結果、HP実数値178という見慣れない偶数調整が誕生した。
こちらのダイマックス警戒で相手にダイマックスを使用させ、弱体化させつつポットデスの死に出しに繋がると展開がしやすくなる。
初見でおにびやマジカルフレイムを読まれることはまずなく、とにかく弱体化した相手の前にポットデスを繰り出せればいいという役割は、おにびをよく外す以外は全うしてくれていたと思う。
特に初手エースバーンやパッチラゴン対面でうまく相手のダイマックスを誘い出せたときに限って外していた。実際に終盤3日間で集計した結果は13/19(68%)
まもるはたべのこしの回復サポートやターン稼ぎにかなり役立った。
調整はかなりよくできたと思うので、おにびの命中率を上げてこちらからの信頼度を高めていってほしい。

○オーロンゲ
ポットデスバトンが特に厳しかった相手があくタイプとノーマルタイプ、イカサマ持ちであり、それらに強く出られそうなバトン先として終盤に採用。
他のバトン先2匹がバトンタッチに合わせて放たれる+2イカサマを耐えられないが、こちらはタイプ相性でダメージを抑えられるため安全につなげることができる。

選出はポリゴン2入りの構築か、エルフーン+パッチラゴンのようにエルフーンのおきみやげでの展開を狙いそうな相手に変化技ストッパーとしての選出に限定されていたが、ピンポイント気味な役割を持たせただけあって選出時の勝率は高めだった。
あく技をふいうちにしていることでキョダイスイマのダメージが低く、バトンを受けても無振りエースバーンを落とさない程度なのはよくなかった。
バトンを受けるとグラススライダーより先に動ける点は悪くなかったが、総合的に見てDDラリアットなど130になれる技に変更した方がいい。

Aの数値は高いが技の威力が低いため、バトンなしでの火力には期待できない。
決して悪くはなかったが、ここにはもう少しいい選択肢があると思うので考えていきたい。



【最終戦績】   3,050位(78-55) レート1807

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最終日前日から続いたS○ftbank光の回線障害によって、回線落ちで数戦落としてしまったのがとても悔やまれる。
完全に繋がらないわけではなく断続的なものだったため、チャレンジしては数戦してからまた落とされるを繰り返していた。
(なお、回線落ちした試合の半分以上は自分で負けたなーと思った場面で発生していたが、それはそれで相手視点では故意の切断に見えて悪印象を与えてしまうので困った)

【選出】

起点作り(リザードンorエレザード)+ポットデス+バトンエース

ほぼこれ。先発はカバルドンがいる場合はエレザード確定、ポリゴン2が見えるとリザードン優先といった感じ。


【重かった相手】

○いちげきウーラオス
ポットデスのちからをすいとるで起点にできない相手。先発に出てくると状態異常をしかけられるのでまだなんとかなったが、後発のタスキ持ちが一番厄介だった。
ちなみにれんげきウーラオスはすいりゅうれんだが連続技でのろわれボディの試行回数を増やしてくれるため比較的有利。

○カバルドン(後発)
先発カバルドンはエレザードで楽に対処ができるが、エレザードを倒されてから出てくるカバルドンのあくびがとても重い。
バトンエースにもう少しあくび対策を入れておくべきだった。

○ポリゴン2
やはり強い。ポットデスから打点がないため、バトン先へ一方的に負荷をかけられてしまう。
きついと思っている割に、被選出率が高くはないのがこちらとしては謎。

○パッチラゴン
リザードンがおにびを当ててくれるとポットデスの起点。当ててくれないとほぼゲームセット。


【あとがき】
起点作り+ポットデス+エースの選出でほぼ決まっているため、ポットデスが動かしづらい=勝てないになっているのが明らかな構築の欠陥と感じているところ。
自分としては決して低くない順位を取れてはいるが、ポットデスが出しにくい相手に対する回答をもっと考えるべきと思う。

来シーズンはせっかくなので鎧の孤島の追加要素を使ったパーティを使いたいと思いつつも、ポットデスの魅力に取り憑かれてしまっているのでこちらの研究も続けていきたい。

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プロフィール

キラー@もきゅ

Author:キラー@もきゅ
新潟住まいのポケモントレーナー、元デュエルマスターズプレイヤー。
「斬隠蒼頭龍バイケン」101枚所有でお馴染み。
DMvaultの評判のいいデッキ投稿者に名前が載り、下位ランカーになる程度の実力です。
第3回長岡CS優勝。
ポケモン剣盾カンムリビギニング40位、竜王戦2020予選98位。

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